家の引き渡しを伸ばそうとしたが

無錫でワシも考えた

陳小春(ジョーダン・チャン)は、亡き母の百か日が過ぎたあと、正式に仕事に復帰した。昨日彼は、無錫で古装ドラマの衣装会わせをした。彼は風水の良かった家を売ったことで、母の病気が悪化したことを後悔し、家の引き渡し日を伸ばしてもらおうとしたが、残念なことに家を買った人に拒絶されてしまった。
陳小春は、古装ドラマの衣装会わせのため、一昨日上海へ行き、昨日は無錫にやってきた。今回小春は初めて皇帝を演じる。いまだ母を亡くした痛みはあるものの、小春の心は平常に戻っているようだ。彼は上海での撮影中、母の病状悪化の知らせを受けた。今回再び上海へやって来て、部屋のベランダで脚本を読んでいる時、「今回はもう悪い知らせは聞かなくていいんだ」という言葉が口をついて出た。
・怒りそしてしかたない
しかし小春は、風水のよい家を売ってしまったことを、すまなかったと思い、自責の念にかられている。彼はこの事で母の病気が急転したのではと思っている。「風水のい家を売ったことが母の病気を悪化させたのかもしれない。あの家は運気のいい家だったが、売る時には、いろいろな問題が起こったんだ」と言う。母が去ったあと、小春は家を買った人に、引き渡しの日を延ばしたいと言ってみた。「僕は母が僕の所に戻ってくると思っていたから、百か日が過ぎたら家を引き渡したいと思ったんだ。それに僕が家賃を払ってもいいと思ったんだけど、相手はOKしなかった」ため、小春は怒り、しかしどうしようもないと思った。
小春の母はすでに長年ガンと戦ってきた。肩の荷を降ろしたようなのかと問うと、「そうも言える。しかし肩の荷を降ろしたいと思っても、もうその荷はないんだ」と彼は言う。小春はまた力強く起きあがって、前を見て進んでいかなければならない。そしてもう涙を流さないと誓うのだ。by 2005.4.6「太陽報」