横店で仕事、心持ちはそれぞれ

黄子華(ウォン・ジーワ)と陳小春は、現在同じ横店でドラマの撮影中。子華は以前、大陸で撮影時、広東語で話が出来ず憂鬱だったと話した。子華は大陸に撮影で来ているわけで、遊びに来ているのではないと、小春は暗に子華を非難した。
黄子華は現在横店で、羅家英(ロー・ガーイン)、周星馳お気に入りの黄聖衣、蘇永康(ウイリアム・ソー)らを相手にドラマ《九品芝麻官》を撮影している。子華は、今回彼女を現場に呼ぶつもりはないので、少なくとも3、4か月後、香港に戻ったらようやく彼女に会えるという。
・ゲームしてDVDを見て退屈をしのぐ
黄子華は言う「毎日ここで仕事。彼女を呼ぼうとは思ってないんだ。数年前、大陸で《溥儀》を撮影したとき、誰とも広東語で話が出来なくて、ホントに少々憂鬱だったんだ」。
小春はというと、やはり横店でドラマ《天下第一媒》を撮影している。彼は中国の四大才子の1人、祝枝山を演じる。一昨日の晩、記者が現場を尋ねた。髭を付けた小春は格好良かった。このドラマの中では小春が唯一の香港スターであるにもかかわらず、小春は寂しいとは思わないと言う。彼はゲーム機とDVDを持ってきており、退屈をしのいでいるという。
黄子華が誰とも広東語で話が出来ず憂鬱だったと話したが、小春も同じように感じているか問うと、小春は「撮影じゃないか。憂鬱だって? じゃあ来なければいい。来たなら精神を集中させて仕事をするだけだ。何遊んでるんだ! 誰も広東語で話してくれないっていうのはいい事じゃないか。国語を勉強できるだろう」と話した。
・自分の身分は忘れてご飯を争う
大陸での撮影では、小春は郷にいれば郷に従えを心得ており、自分は香港のスターだなどと思っていないという。食事の時も、主役の身分は忘れて、他のスタッフとご飯を争って食べている。小春は笑って言う「もし僕が香港に居るときのようにお上品にして、小さなお椀でご飯を食べて、食べ終わったら、おかわりをよそっていたら、スタッフにご飯をすっかり食べられてしまうのは間違いないね。だからちゃんと大きなお椀を用意して、いっぺんに沢山よそるんだ。そうすれば、お腹がいっぱいにならないって心配することはないからね」。by 2004.10.22「蘋果日報

広東語の話しで笑わせる黄子華が、広東語が話せないというのは、そりゃ憂鬱だろうね。小春はそこは見栄張りだし、弱音は吐けないから、こういう答えなんだと思うし、聞く方もたぶんそういう小春の答えを望んでいるわけで・・・。それにしても後半部分は爆笑だ。大陸では撮影中のご飯はどうなっているんだろう? 香港なら外売だけど、なんか炊き出しでもしてそうな雰囲気だ。付け髭で、衣装着て、大きなどんぶり鉢にご飯を山盛り入れて、おかずをかき込む小春。その姿が目に浮かぶ。しかし小春、普段でもけしてお上品とは思えないが。ある時、麺をかき込む小春を見たが、回りに「3分待ってくれ」と言って、ホントに3分で麺をかき込んだ。消化に悪そうだった(爆)。