小春スニーカーをデザイン、小児癌の助けに

小春デザインのスニーカー

陳小春は昨日銅鑼灣でスニーカーの発表会に出席した。今回彼はデザインにも参画した。小春がこのスニーカー会社との話し合いで、スニーカーの売り上げの一部を児童癌基金に寄付することになった。
・特区の旗はあきらめる
小春は「僕の親しい友がこの病気になっている。だから僕は癌症という2文字には特にナーバスだ。それに僕は助けを必要としている人たちの為になりたいと思っている」と話した。また小春はスニーカーをデザインする時に、一度は香港特区の旗をスニーカーに描いたらどうかと考えたと言う。「特区の旗を使うのはどこの地域に人も好きというわけでもない。香港以外にの人は買うと限らない。それで僕は香港のスマートID*1のICチップを使うのはどうかと考えた。これもシンボルチックだと思う」と語った。(蘋果日報
陳小春の名前、もしくは小春の好きな数字「Jordan 36」と名付けたアメリカAVIAのスニーカーは、昨日記者会見の席で発表された。また小春がデザインしたスニーカーが1足売れるごとに1米ドルが「児童癌基金」に寄付される。これは小春が協力する条件として提案したことで、小春は「僕の親しい友人が癌に罹っている。だからこの病気に対しては特別な思いがある。加えて子供たちは未来の担い手。保護していく必要がある」と話した。
・ICチップをデザイン
小春は自分にはデザインの才能は無く、ただ意見を述べる事しか出来ないと謙遜する。小春は特区(香港特別行政区)の旗をスニーカーにデザインしてはどうかと考えたこともあったが、最後にはICチップを選んだ。彼はこのブランドのイメージキャラクターになった経緯は縁だったと言う。「ある時、台湾でこのブランドのスニーカーを見つけた。一気に全てのカラーを買ってしまった。香港で戻ってきて、ある日そのスニーカーを履いて食事にいった。するとある男性がじっと自分を見ている。実は彼こそはこのブランドの香港地区の社長だった。それで知り合ってすぐに意気投合した」と話した。(東方日報)

イベントは小春デザインの発表とは別に、デザインを一般公募していて、その結果発表もあった。かなり実用的で、すぐにでも使えそうなものばりだった。写真はイベント後に撮らせてもらった小春デザインのスニーカー(小春が穿いているの図)。スニーカーのトウの部分に見える四角いものがICチップをデザインしたもの。

*1:香港の身分証は現在、順番にスマートIDというICチップが埋め込まれたものに移行している