小春、天佑をなめる

天佑をなめる小春

陳小春(チャン・シウチョン)は先日、ある議員が香港映画は誰も見ない、政府が香港映画を支持するのはおかしいのではと言ったことに、大いに腹を立て、田舎に帰って畑でも耕せと叫んでいる。


陳小春と徐天佑(チョイ・ティンヤウ)、商天娥、恵天賜は、鍾継昌の新作《葬禮》を撮影中。先日、ある議員が香港映画にはもう観客はいない。香港政府は香港映画を支持する必要があるのか、はなはだ疑問だと発言したことに対して、小春は憤り「どこの議員がいったんだ。彼や彼の家族は香港映画を見たことがないのか聞いてみたい。ないっていうなら彼に従うよ。あるなら、田舎へ帰って畑でも耕してくれ。みんなが香港映画の為に力を出し合おうとしているときに、何故彼はそんな人々のやる気をなくさせるようなことを言うんだ。皆が関心を持っていることを握りつぶそうというのか」と小春は話すほどに興奮し、少し休憩を撮ってから、ようやく再び撮影を始めた。
劇中、小春は悪いことをやり尽くしており、強姦殺人の悪役。監督の鍾継昌は、小春が出来ないのではないかと一度は心配して、その部分をカットしようとしたが、小春は撮影を続けるといい「何も怖がることはない。今僕は「大喪」という役を演じているのであって、陳小春がやっているわけじゃない。この役はこうした方がいいんだ。撮ったら、なかなかよく出来ているんだよ」と話した。


この日は、天佑の父である恵天賜が病院で亡くなり、小春が手下を引き連れて、その場をめちゃくちゃにするシーンで、小春はさらに舌で天佑の顔をなめるという、気持ち悪くなるような場面。小春の役が卑劣なやつだとはっきりと分かることが必要で、彼らは何回も取り直し、ようやく監督はオーケーを出した。天佑は小春になめられてどんな感覚だったのだろうか?「小春のかっこいいから、オーケーだよ。その前には小春が僕にキスする場面もあったんだから。だからお互い、何んでもないよ」と話した。さらに先日、天佑は、小春と林家棟と殴り合う場面では、まるまる17時間も殴られ、全身痣だらけになった。(略)by 2007.4.23「東方日報」

がんばれ小春! 悪役で金像奨目指してもいいよ〜。