街市で買い物、母を思い出す

どんなものを食べさせるのやら?

陳小春はテレビの番組「学厨出餐」のため、昨日、湾仔の街市(マーケット)に行き買い物をし、母を思い出した。母は大埔の街市で買い物をするのが好きで、母について買い物にいったこともあるという。一番思い出すのは「梅菜蒸猪肉」で、母が自ら作ってくれたので、これを食べるといつも母を思い出すと話した。
陳小春は「学厨出餐」の最初のゲスト。昨日は毛舜[竹/均](テレサ・モウ)と周中シェフと街市に買い物にいった。多くの通行人が取り囲んで、主婦たちは小春がテレビで見る以上にかっこいいと話していた。今回、小春はシェフについて木瓜燉魚翅と蒸釀豆腐を習った。シェフはまず小春に木瓜(パパイヤ)、豆腐、フカひれの選び方を教えた。シェフはまた小春にころっとした形の木瓜の方が、フカひれを入れて蒸すのに適していると教えた。これは、美顔と肺を潤し、男女ともにいいといい、特に産後の女性の乳の出をよくするという。さらにシェフは小春にフカひれの買い方を伝授。「フカひれは長くて、太ければ太いほどいい」と話すと、小春は我慢出来ずに笑った。
このあと、一行は付近のプライベートキッチンへ行き、シェフは小春に作り方を教えた。さらに自ら作って、日本のファンに食べさせるという。小春は普段はほとんど料理をしないが、父は料理が上手だと話す。ちょうど田舎に帰り父親と中秋節を過ごしてきたところで、「父は生活をエンジョイしている。時間があれば、野菜を作り、鶏を飼って、釣りをしている」と小春は話した。小春に彼女に御飯を作ってあげたことがあるかと聞くと、一度だけしたことがあるが、味はまあまあだったと話した。by 2006.10.14「星島日報」

周中シェフは言わずと知れた今は無きハイアット・リージェンシーホテルのシェフで、「木瓜燉魚翅」は周中シェフのお得意料理。1度食べたことがあるが、パパイヤの中にフカひれスープが入っているもので、見た目も美しく、とても上品な薄味のスープだった。
さて、日本のファンに食べさせてくれるそうだが、そんな幸運(もしくは不運な)ファンはうらやましい限りです。私は呼ばれてませんよ(笑)。