小春、故郷で旧正月を祝う

田舎で旧正月

「爆竹で古い年を追い払う」今年の年初三、陳小春(チャン・シウチョン)は《成報》の読者に「犬年の幸運」と「春と福」と「健康」を祈っている。小春は今日、アメリカへ出発する。先日、忙しいところをぬって数日新年の休暇を貰った。初二に小春は故郷へ帰り、家族や友人と過ごした。小春は伝統的中国人、芸能界では知られた親孝行者。このところは大陸でドラマを撮っていて忙しかったが、時間があれば家族と過ごしていた。新年にあたっては当然家族と過ごさなくてはならない。
この日、小春は陳寶轅、彭敬慈(サミュエル・パン)など数人の友人と田舎へ帰りみなで食事をした。小春と寶轅は知り合って長い、ダンサーだった時に知り合った。いまは兄弟や家族同様。こういう友情は得難いものだ。
小春は客家人。田舎の習慣では、食事の前には爆竹を鳴らす。爆竹は古い年を追い払うという意味で、新しい新年の開始だ。一家みなが楽しく、食事を一緒にするのは温ったかい感じがする。小春は「毎年、大晦日の食事も新年の食事も田舎に帰って過ごしている。パパの家族はここの生まれて育っているから、時間があれば田舎に帰って家族と過ごすんだ」という。食事のあとの余興はみんなで花火だ。香港ではもう10数年禁止されているから、こんな機会はめったにない。花火を見て楽しくて興奮し、気分もすっきり。ただ、気を付けて遊ぶようにと小春は言う。安全がなにより。彼らはめいっぱい遊んで子供のときの楽しかった日々を思い出していた。
・広東語のCDを
昨年は小春にとって忘れがたい1年であった。小春がもっとも大切に思っている母が病気で亡くなったため、昨年は特に祝い事はしなかった。小春は「ママがいなくなって1年、だけど心は今も一緒だよ。ホントの事を言うと少し慣れない。特に年末年始や祝祭日はママを思い出す。だから今は家族といる時を大切にしている」と話す。
小春は最近になり新しいレコード会社「正東」と契約し、新しい出発をした。犬年のプランは新しい会社と新しい試みをしたいということ。ここしばらく広東語のCDを出していなかったので、広東語のCDを出して音楽ファンに贈りたい。新年の願いを聞くと「自分や家族、友人が健康でありますように。世界が平和でありますように。最も望むのはマスコミが正しくなるようにってことだけど、僕の知っているのはほんの一部のことに過ぎないけどね」と話した。by 2006.1.31「成報」

新年、小春は張栢芝らとラスベガスでショウに出演の予定。今日、ラジオで小春が話しているのを聞いたが、やはり広東語のCDを出したいと言っていたので、期待したい。年末の音楽賞にまったく絡まなかった昨年、やはりちょっと寂しかったので、今年は頑張っていいCDを出して欲しい。
小春の助手、実は小春より彼の方が見付けやすかったりすることも多い(笑)。