小春、袁詠儀に叱られて

陳小春と袁詠儀は、先だって大陸でドラマ《我家不打[火羊]》を撮影した折にいざこざがあり、撮影現場で声をあらげたが、後に小春はインタビューを受けた時には、自ら癇癪持ちと自覚している、友人の袁詠儀の忠告をよく聞くようにして、おこりっぽい性格はなおしたいと話した。
袁詠儀と陳小春の台湾ドラマ《我家不打[火羊]》は10月台湾で放送予定で、このドラマは先月末に撮影が終わっている。小春と袁詠儀は友人、共演できてとても喜んでいる。しかしあろうことか、2人は撮影中に喧嘩をしてしまった。小春は小道具を投げて鬱憤をはらし、2人はその後冷静になったすぐに仲直りした。

小春は自分はこのドラマを撮って、友人の袁詠儀に怒られたことは、すばらしい啓示になったという。「袁詠儀が話をし終わって、僕は自分は本当に怒りっぽい。これは改めなければならないと思った。僕と袁詠儀の性格は実は似ている。2人とも率直な人間だ。楽しいことも楽しく無いこともすぐに表情に出てしまう。だから僕は友人の彼女を大切だと思う。あの日、彼女と喧嘩をして、僕はその夜すぐに彼女に電話をして説明した。だから次の日にはなんでもなかった。このドラマを撮り終わったら、香港に戻り少し休んで、すぐに韋家輝（ワイ・ガーファイ）監督の旧正月映画を撮影する」と小春は話した。
劇中、袁詠儀と小春は夫婦を演じる。結婚してすでに子供もひとり。一家三人は本来仲が良かった。しかし小春と袁詠儀は同じ広告会社で仕事をしているため、いつも仕事上の摩擦があり、結果離婚してしまう。
小春と袁詠儀は離婚するが、小春は、袁詠儀が同僚の男性に好意をもたれていると知るといつも、いい感じはしない。子供がいるので、小春と袁詠儀はいつも一緒に行動することになり、ある時は一家三人楽しくすごすのだが、2人はすでに離婚しているのだった。by 2005.8.5「蘋果日報」